
特訓の成果が出て、当日それは綺麗な『続き薄茶の初炭手前』をしまして、終わった後皆から拍手で湧きました。👏

座履き「カッコいい~」!

立川宗嘉の懐石料理です。


水無月の和菓子を作りました。



隠し味がレモンの紫陽花の和菓子です。


平安時代の和菓子を再現しました。
お茶はネットで探した平安時代のお茶だそうです。

平安時代のお茶と和菓子で源氏物語を語りました。
大変盛り上がり、アメリカから来て参加されたお客様も一緒に楽しんでいただけました。
よし庵にて卯月の懐石料理教室が催されました。
春らしい5品のお料理がテーブルを彩りました。
《卯月の懐石料理》
・鯵のみどり酢和え
・ひげしんじょ
・海老とうどのアボカド和え
・菜の花の辛子漬け
・よもぎ麩の西京味噌仕立て
この日は新鮮な鯵をまず三枚に下ろすところからスタートしました。
鯵のみどり酢和え🐟
『うぅ…、難しい…』
生徒さま苦戦。
分かります。難しいですよね💦
私もお魚を捌くのは不得意で、頑張ってー!と応援していました。
鯵の薄切りを胡瓜と茗荷でさっぱりといただきます。また味付けが絶妙。胡瓜🥒はいつもよりもお化粧してよそ行きのお顔。
『こんな風に胡瓜をお料理したことなかったわ』
と生徒さまも驚きの表情でした。
ひげしんじょは、具沢山!
お椀の中にこんもりと盛られて、口に含むと柔らかくほどけます。千切りした数々のお野菜をおひげに見立てています。
材料の比率にヒミツあり!
それぞれが主張し過ぎず一つの味にまとまっていました。生椎茸の豊かな香りが鼻腔をくすぐり、大満足の一品。
海老🍤とうどのアボカド和え🥑
もー、これは間違いないでしょ!
ええ間違いございませんでした😆
その中でもプロの細かい技が随所に光ります。
菜の花の辛子漬け
宗嘉先生が作る菜の花は、そんじょそこらの菜の花ではございません。
お料理前の最初のひと手間が大事。
こんなに違いが出るんだ!と驚きました。
食材に対する愛情がなせる技と言えるでしょう。
よもぎ麩の西京味噌仕立て
西京味噌の甘く濃厚な味わいに、よもぎの香りがぴったりの一品。
よもぎ麩の上に桜をあしらって春満開です🌸
10:00に始まって、11:30過ぎに終了する、よし庵の懐石料理教室。
ノンストップの90分。
ちょっと忙しいけど充実しています。
『本当に全部作らせてもらえるんですね!』
生徒さまが目を輝かせて感想をおっしゃってくださいました。
全部皆さまに作っていただき、全部召し上がっていただきます。
女性好みの食材チョイスと優しい味付け。
量もちょうど良く、香りも豊かです。
それは風水師としての顔を併せ持つ宗嘉先生が、広い視点で献立を考えているから。
是非ぜひ、よし庵の懐石料理教室においでくださいませ。
感動を全身で味わっていただけると思います😊
3/26(日) 5名のお客様と雛まつり茶事を行いました。稽古茶事なので、生徒さまお二方に『続きお薄のお点前』と『炭手前』をお願いしました。
お点前を披露してくださった生徒さま、本当にありがとうございました!
お陰様で素晴らしいお茶事となりました。
お点前担当の生徒さまは
『よし庵の名にかけて頑張ります💪』
と前日までお稽古に励んでくださいました。
炭手前担当の生徒さまも、毎日私どもの動画をご覧になり、手を動かしてくださっていたのこと。
そのお気持ちがとても嬉しく私の心に響きました。
そして迎えた当日🌸
日頃の練習が結実した美しいお点前であったと宗嘉先生から伺っております🍵
炭手前もお羽が流れるような美しい手捌きであったとのこと🪶
(工藤は半東のため水屋仕事をしておりました)
お客様のお作法も見事でいらして、茶室の空間が清々しい気で満たされていました。
茶事には独特の緊張感があります。
お稽古で常にお顔を合わせている間柄でも、茶事の場がお教室でも、いつもとは異なる空気が流れていました。
亭主役の真剣に茶道と向き合ってくださるそのお姿に、誰もが心を動かされました。
日々のお稽古の真髄は、この心持ちの中にあるのかなと思いました。
●小隠は陵薮に隠れ 大隠は朝市に隠る
しょういんはりょうそうにかくれ
だいいんはちょうしにかくる
中途半端な者は、山野に隠れ住んで悟りを開こうとするが、本物は市中で超然と暮らしているものだ。
いつも会う人
いつも通う場所
いつも手にするお道具たち
『いつも』の中の特別なひと時。
これが本当の創造性なのかも知れないと気付いたのでした。
宗嘉先生の茶懐石料理も、心を満たす素晴らしいお膳でございました。
平安期のお茶と和菓子を一緒に味わいました。
締めくくりは『源氏物語』
とても楽しい時間でございました。ご参加いただきまして誠にありがとうございました😊🤲
by 工藤宗夜